セルフレスキュー

はたして、自分が登山をしていて同行者が滑落や怪我をした時に対処
できるだろうか?

雫石山岳救助隊といっても、きちんとした訓練を受けているわけでない。
年に一回程度の講習・訓練があるだけで、それだって強制でない。
救助の方は消防や自衛隊がメインで、うちらは遭難防止啓発活動が主だ。

しかし、救助隊員である以上、最低限のことはできないといけない、と思い
少し勉強してみることにした。

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図書館からヤマケイ・テクニカルブック登山技術全書の「セルフレスキュー」
なるものを借りてきた。



一般登山のセルフレスキューに必要な装備ということで

1.補助ロープ(φ6~8mm×10m)
2.120cmのスリング1本(立ち木や岩などでの支点作り、簡易ハーネス用)
3.60cmのスリング2本(立ち木や岩などでの支点作り、フリクションノット用)
3.安全環付きカラビナ1枚
4.カラビナ2枚

となっていたので、持っていないものを何個か買って揃えた。

名称未設定 3

とりあえず、簡易ハーネスはスリングを使ってできるようになった。

それで先週、実戦をしてきたわけだが。。。
120cmのスリングで簡易ハーネスを作ると、残りが60cmのスリング。
それでは木を使っての支点作りには短すぎました。
近くに、直径60cmの木があるとは限らない。

また、60cmだとフリクションノットには長すぎる。
支点確保用に120cmのスリングがもう一本、フリクションノット用には
40cmのスリングが一本必要かと。
60cmのスリングはあまり使い道がないのでは?

名称未設定 1

ファーストエイドキットの方は、元々こんな感じで持ち歩いています。
誰でもわかるようにモンベルのファーストエイドバックにまとめています。

これだけで万端ではありませんが、無いよりはマシでしょうか。
空気を入れて使う簡易ギブスや、患部を固定するサムスプリントもあれば
良いと思います。(ただ、サムスプリントはお値段が。。。)

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トラブル対策用として、足首用サポーター、膝用サポーター、タイラップ、
ガムテープを巻いたもの、細引きを別な袋にひとまとめにしていますが、
もう一回り大きいファーストエイドバックを買って、全てひとまとめにして
おいた方が良かったか?

今まで現地で使ったのは、靴擦れした時のカットバンと、サポーター程度
で済んでいます。

とにかく、山は危険と隣り合わせだという事を肝に銘じて行動しましょう。





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3.11あの日を忘れない登山

2017年3月11日(土) うす曇り

この日で東日本大震災から6年になりました。
ボクは岩手県内陸部なので、食器棚から物が落ちたのと、数日間停電
と流通が滞り、ガソリンが不足したくらいの被害ですみました。
ラジオから何度も聞こえてくる「壊滅状態」という言葉に全然ピンとこな
かったのですが、停電が終わってテレビを見た時のショックは忘れられ
ません。

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岩手日報の全面広告。
朝から涙腺崩壊。

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震災以来毎年、3月11日の午後2時46分には黙とうをしていますが、今年
はこの山の山頂で祈ることにしました。

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地図とコンパスで、登山道・林道を無視してひたすら直登しようかと思った
のですが、速攻で挫折しました。(汁)

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地図とコンパスで寄り道をしながら山頂到着。
すると、山頂東屋に誰もいないのに謎のブツ。
マンドリンか?

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コンパスで三陸海岸の方向をチェック。
まだ2時46分には早かったので。。。

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簡易ハーネスを作って装着。
セルフレスキューの練習をしながらその時を待ちます。

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下界からサイレンが流れてきました。

黙祷

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帰り際に岩手山も姿を現しました。
ロープやスリングをほぼ片づけ終わったところに、お爺さんが登頂して
きました。
こんな里山の東屋でローププレイをしている姿を見たらビックリしたこと
でしょう。(;^ω^)

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下山は駐車場をロックオンして、ひたすら林の中をコンパスの通りに
進みます。

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100メートルほどズレていました。(汗)

さて、自ら募金活動もしましたし、支援物資の取りまとめに奔走もしました。
もちろん、実際にガレキ処理にも行きました。

あっという間の6年のような気もしますし、とても長かったような気もします。
毎年、3月11日の2時46分は黙とうをしていますが、やはり、だんだん風化
してきているような気がします。




岩鷲の滝はツララだった

2017年3月5日(日) 晴れ

百聞は一見に如かず。
何事も自分の目で確かめることが大切です。

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岩鷲の滝へは鞍掛山の登山口から向かいます。
登山道を途中から外れて林間を進みます。
夏場はブッシュがすごくて登れないようです。
ほどなくして、先週のビジターセンターのツアーのトレースに合流。
これでもか!というくらいリボンがあるので迷うこともないでしょう。

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天気サイコー!
この日はビジターセンターの鎌倉森ツアーが行われていた。
そっちは、裏岩手連峰がバッチリ見えて最高の景色だろうなあ、とか
100万円はコンニャクで1,000万円はレンガというらしい、とか会話を
しながらのんびりと山行。

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およそ2時間で目的地へ到着。
ん?これじゃないよね?

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残念ながら「これ」のようです。
マジデスカ?

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バタッ。

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ツララが1本、2本、、、

これを滝と言ったら軒先のツララに申し訳が立たね~!


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さあ、ツララも見たことだし鞍掛山へ登り返しましょう。
氷柱から鞍掛山までの雪原の林間地帯はモフモフの雪でスノーシュー
でとても楽しく歩くことができました。

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そして、お約束の岩手山ドーン!

鞍掛山の山頂コースだけでは物足りないのですが、オプションで
岩鷲の氷柱を組み込むと中々のボリュームになります。


山専ボトルの中栓とカップ交換

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山専ボトルの500の旧型を愛用しています。
現在は、このターコイズブルーのカラーは販売されていません。
この旧型は、気圧の関係とかで山に行くと栓が開けずらくなる
弱点(ネットで話題)がありまして、ボクも時々困っていました。

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それで、そこら辺が改良された新型の900を買い足しました。

そこで、ひとつ実験を開始。

噂では聞いていたのですが、新型の二重式の中栓が旧型にも合う
らしいので旧型500で実験してみたところ、バッチリ合いました。
(中栓は500と900は兼用)

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ただし、新型の中栓をすると二重式で高さがあるため旧型のカップ
兼蓋だとセットできません。
旧800のボディと新900のカップは互換性があると聞いていましたが
旧500のボディと新500のカップの互換性を書いているサイトがすぐに
見つけられずにいましたが、人柱の先輩がおりました。
旧型ボディに新型のカップもバッチリらしい。

あとは、サーモスのサイトからパーツ注文。
二つ合わせて1,080円だったかな?
送料がかかったので実際はもう少ししました。

http://www.thermos.jp/

商品が到着し、中栓は実験済みだったので、カップが本当に合うかが
心配でしたが、見事にフィット!

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つまり、新500のカップは旧500のボディ、新900のカップは旧800
のボディと互換性があるということです。

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ただし、これはメーカーでは認めていませんので、実践する方は
あくまでも自己責任でお願いします。

ちなみに、ボデイリングの色違い交換パーツは、新旧兼用として
取り寄せ可能です。





モンベルのこれと迷ったが、専門メーカーの「物作り」なるものを
信用してしまう性格なので、サーモスにしました。

南遭対・冬季遭難対策合同訓練

みなさん、お元気ですか~?
(井上陽水風。知っている人は昭和生まれ)

今年に入って、ようやく復帰していました。
でも、ゆる~い山でリハビリ中です。

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この日は南岩手山岳遭難対策委員会の盛岡・滝沢・雫石の各救助隊と県警、消防、
自衛隊による合同の訓練に参加してきました。

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一応、雪道を行進して遠回りをして訓練地点へ到着。
何か所かのポイントで無線訓練も兼ねていたので。
直進すれば2.、3分のところでした。(汁)

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各救助隊が4つの組に分けられ雫石救助隊は県警と同じ班で訓練。
うちの隊の一番の若手(汗)のワタクシもストレッチャーを背負って行軍。
(写真の方は県警)

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まずは、自衛隊によるビーコンでの捜索の実演。
その後、実際に捜索をしたのですが。。。
御神坂コース管理人のYさんが雪崩体験者(汗)&雪崩講習会参加経験
有りで、早い早い。
あっという間にポイントを見つけてしまい、自分はさっぱりビーコンを使い
こなす前に終了。。。



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続いてプローブを使っての捜索訓練。
今の時代、ゾンデ棒とは言わないそうです。
でも、うちの隊のケースには「ゾンデ棒」と書かれていましたが。(笑)



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たまたま、ボクが捜索していたポイントでヒット。
そこから救出してストレッチャーに載せて搬出。
「気道確保!」とか「1,2,3」と言って人形をストレッチャーに
乗せるなどドラマでしか聞いたことのない言葉を初めて生で聞きました。

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次が、雪を掘り出してブロックを作り、それを積んでの雪洞作り。
それは県警の若者に任せて。(笑)
雫石救助隊のロートルの面々は、前もって自衛隊が作っていた木を利用
した雪洞の見学でお茶を濁します。
体を労わります。
無理はしません。

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最後もプローブを使っての捜索訓練と、実際に人間に当たった場合の
感覚の体験。
なんとなく、生肉を押したような感覚でした。
思いっきり突き刺して先端に血が付いてきたら確実に居るな、とバカ話。

こういう訓練はなかなか経験できないことなので参加して良かったです。
最後に防災課長から、この訓練の成果を試すことがないことが一番、という
言葉で〆ました。
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